Welcome to IWATE Society of Certified Clinical Psychologists


東日本大震災から10年を迎えて

 2011311日に発生した東日本大震災から10年が経ちます。この大震災津波は沿岸部に甚大な被害を及ぼし、住民の皆様の暮らしに大きな影響をもたらしました。そして尊い命が幾多も失われました。10年の節目を迎える今、改めてこの震災で命を失われた方々に謹んで哀悼の意を表します。そして被災された皆様の暮らしの再建と日々の安全が守られることを心より願っております。

 

 岩手県臨床心理士会では2011年以来、心理専門職の職能団体として、地域の皆様のこころの支えとなれるよう、震災支援活動を続けて参りました。私たちの活動をあたたかく受け入れて下さいました皆様に、この場を借りて心からの感謝を申し上げます。また当会活動へのご支援・ご理解を賜りました関係機関の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

 当会会員は、それぞれの本務の中で被災された方々の心理的支援に携わって参りました。特にも、沿岸で勤務する巡回型スクールカウンセラーおよび配置スクールカウンセラー、岩手県こころのケアセンターやいわてこどもケアセンターのスタッフなど、現在も震災による影響の色濃い地域における被災地・被災者支援を担っている臨床心理士が、当会には多数所属しております。それぞれの本務の中で培った視点を、これからも続く復興とこころのケアに活かして参る所存です。

 

 2021年は、引き続く新型コロナウイルス感染予防に加え、213日夜に福島県沖を震源とする地震、そして39日朝に宮城県沖を震源とする地震がありました。20113月を思い出し、不安な気持ちになっている方々もおられることと思います。地震などかつて経験した大きな出来事が生じた日付の前後に、特につらさが強くなることがあります。気持ちの落ちつかなさや落ち込み、不安やおびえを感じることもありますが、私たちの多くに当たり前に生じる反応です。このような時には、①自分のこころが落ち着く過ごし方をする、②自分の気持ちが楽になる人と過ごす、③「こういう時期にはつらくなることがある」ことを理解する、④自分にとってのストレス解消法に無理ない範囲で取り組む、などを試してみることも効果的です。

 

 私たちはこれからも、こころの専門職として、東日本大震災にかかわるこころの支援に取り組んで参りたいと考えております。

 

令和3年(2021年)3月10日

岩手県臨床心理士会

会長  藤 澤 美 穂

会長あいさつ


岩手県臨床心理士会ホームページにようこそおいでくださいました。

 

当会は岩手県で主な活動をする臨床心理士による職能団体として昭和62年(1987年)に発足いたしました。令和2年6月現在、192名の正会員が所属しています。

 

「臨床心理士」はこころの専門家として、臨床心理学に基づく知識・技能を用いた実践をおこなう心理専門職です。その実践の場は、医療・保健領域、福祉領域、スクールカウンセリングなどの教育領域、産業領域、警察・法務・司法・矯正領域、私設心理相談、そして臨床心理士等の対人援助職養成の大学教育など、多岐にわたっています。当会は職能団体として、多様な現場での臨床実践にかかわる会員の相互の連携協力と研鑽の場となることをめざしています。また当会では、この資格取得を目指す大学院生等の準会員も23名(同上現在)おられ、相互研鑽の仲間として共に学び合っています。

 

近年の心理専門職をめぐる大きな動きとして、国家資格の「公認心理師」誕生があります。平成27年(2015年)9月に公認心理師法成立、平成29年(2017年)に施行され、翌年には第1回目の国家試験がおこなわれました。当会にも、臨床心理士資格と公認心理師資格を併せ持つ会員が多く所属しております。新たな国家資格誕生と同時に、臨床心理士資格を有しない公認心理師の方たちと、心理専門職としてどのように協力し研鑽を積み重ねていけばよいかも、当会の大きな課題となりました。そこで当会では、臨床心理士資格を有しない県内公認心理師の方を「特別会員」としてお迎えする形を整えました。令和2年現在、10名の特別会員の方が所属しています。また会に「公認心理師委員会」を発足させ、二つの資格の協力連携と研鑽のあり方を模索しているところです。

 

さて当会では、所属する会員は「委員会」に所属し、活動をおこないます。先の公認心理師委員会もそのひとつです。他、各職域にかかわる専門委員会や、研修・広報・職能といった、臨床心理士資格や会活動を支える委員会、そして東日本大震災の被災地・被災者支援をおこなう災害支援専門委員会など、9つの委員会活動があります。所属する会員がアイディアを持ち寄りながら、臨床心理士の専門性を活かした実践について、検討しながら進めているところです。

 

当会は岩手県の心理専門職の職能団体として、県民のみなさまや地域社会の要請にお応えすることも、大きな使命のひとつです。東日本大震災以降の被災地での支援活動や関係機関の連携についても、当会の重要な活動の一部です。地域社会との協働を確かなものとしていくためにも、会員相互を尊重し協力し合いながら、丁寧で風通しのよい活動を進めて参りたいと考えております。特に現在、新型コロナウイルス感染対策が目下の重要課題となっています。会員や関係者の安全・安心に配慮した当会活動のあり方についても、検討しながら活動を進めて参ります所存です。

 

引き続き皆さまのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

令和2年9年15日

岩手県臨床心理士会

会長 藤澤美穂

本会への寄付について


東日本大震災に対する岩手県臨床心理士会の支援活動に、寄付という形で、ご協力いただけます方は、以下の口座にお振込みくださいますようお願い申しあげます。

 

<お振り込み先>

岩手県臨床心理士会

岩手銀行 緑ヶ丘支店(店番075)

普通口座 2070339

 

尚、お振込みの際、お名前とご連絡先をどうぞご記入ください。後日、本会よりお礼状と会報を送付させていただきます。

更新情報


 

《2021年》

3/10 メッセージ「東日本大震災10年を迎えて」を掲載しました

 

《2020年》

9/15 「会長挨拶」を更新しました。

7/27 ニュースレター58号までアップしました。

1/21 「問合せ」ページに『講師・委員依頼』『スクールカウンセラー募集』

    のフォームを設置しました。

 

《2019年》

11/7  「会長挨拶」を更新しました。

    公認心理師委員会のお知らせをアップしました。 

3/22  ニュースレター第56号(内部号)を会員ページにアップしました。

1/4  「会長挨拶」を更新しました。